2021-04

リハビリ専門

膝の痛みに対するDirectionアプローチ①

膝関節の痛みの原因について考えるとき大切なのは、股関節の方向を捉えることです。図を見ていただくと理解しやすいかと思います。 A:股関節の屈曲B:膝関節の生理的な屈曲 A:股関節の屈曲制限B:膝関節の屈曲による代償 ...
リハビリテーションの啓発

医師と理学療法士の関係

インフォームドコンセントを行うことが当たり前の時代になっています。 そんな時代でも、やはり医師から納得いくまで説明を求める事はなかなか難しいかと思います。外来を担当されている医師ならなおのことかと思います。 それは、医師が一日...
リハビリ専門

腰の痛みに対するDirectionアプローチ①

腰痛の原因は種々あるかと思いますが、方向学的に捉えた場合、骨盤と体幹への後方向の力が加わること(骨盤後傾と体幹屈曲)で痛みが生じます。視覚で捉えると図のようになります。 A:体幹の屈曲B:骨盤の後傾 後方への方向が問題にな...
リハビリ専門

首の痛みに対するDirectionアプローチ

ここで言う首の痛みとは、肩が凝るとつい手を当てる部分(首の付け根辺り)があるかと思いますが、その場所の痛みや頸椎周囲の痛みのことです。肩関節周囲炎など、俗にいう五十肩とは区別するためにそのようにします。 では、首の痛みを方向学的に捉...
リハビリ一般

運動はどれくらいすればいいの?

運動はどれくらい行えばいいですかと患者さんから良く聞かれます。「この運動を10回して下さい」と言われたのですが、それだけで大丈夫ですかと。 運動で大切な事はただ一つです。運動を習慣にできるかできないかということだけです。 たと...
リハビリ専門

方向学的に捉えるとは

車椅子の足漕ぎができない患者さんにリハビリプログラムを立案することを例にあげ、方向学的に捉えるとはどういうことか説明していきます。一般の方には馴染みがないので理解しづらいかとは思います。 車椅子の足漕ぎの際、一番重要なことは何かと学...
リハビリ専門

起き上がりのDirectionアプローチ

臨床でよく行われる起き上がりの指導方法として、側臥位から起き上がる指導をすることがあるかと思います。 側臥位からの起き上がりについて方向学的に捉えたとき、動作を行うのに必要な方向はどのようなものになるのか。 答えは、見たままで...
リハビリ専門

Directionアプローチで行う運動

動作を改善するために行うDirectionアプローチの運動は基本的に5つの運動だけです。 5つの運動ですべてが良くなるというわけではありませんが、基本的に物体に加わる方向は前後、左右、回旋の組み合わせですから、運動もその数だけで十分...
リハビリ専門

立ち上がりのDirectionアプローチ

立ち上がりができない患者さんに対してリハビリのプログラムを立案すると、膝関節の伸展運動を選択される方が多く見受けられます。 しかし、方向学的に捉えた場合、膝関節の伸展運動は選択しません。 では、方向学的に立ち上がりを捉えた場合...
リハビリ専門

Directionアプローチとは

Directionアプローチ(方向学的アプローチ)とは、私が患者さんへリハビリを行う際に行っている方法で、細かな技術や知識がなくても簡単に行えるアプローチです。 物体が動くためには必ず向き(方向:Direction)があります。その...
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