2021-05

リハビリ専門

組織損傷と修復過程

人体の各組織の治癒の過程について経時的な変化を中心に紹介します。基本的に傷が治るということは、細胞が自己修復するか、他の組織に置き換わるかで修復されます。実は、多くの細胞は自己修復するのではなく他の組織に置き換わることで修復します。内臓の...
リハビリ一般

バランスを整えるということ

ここで紹介するバランスとは、平衡感覚などのバランスではなく、筋肉のバランスということを紹介します。 筋肉のバランスが崩れると、痛みを引き起こすとういことは何となく耳にしたことがあるかと思います。筋肉のバランスが崩れ、肩甲骨や骨盤の動...
リハビリ専門

骨盤の機能解剖

骨盤に付着する筋肉は35種類あり、その筋肉一つ一つが骨盤の動きを規定します。骨盤は、狭義には左右の寛骨と仙骨、尾骨で構成され、左右の寛骨と仙骨は仙腸関節でつながれています。そして、これらの骨を固定するために、6つの靭帯と胸背筋膜があります...
リハビリ一般

スクワットはした方がいいですか。

このところ良く患者さんから聞く言葉の一つにスクワットがあります。 患者さんに聞くと、転倒予防体操やフレイル予防などの運動として、理学療法士が公的な体操教室などで教えているようで、高齢者にも簡単にできる運動として浸透してきているようで...
リハビリ専門

膝折れに対するDirectionアプローチ

膝折れというのは、歩行時に膝関節の伸展を保持することができず、ガクッと力が抜け歩行が困難になる状態のことで、ここでは、荷重に抗して膝が伸展できず、屈曲したまま歩行をしている状態や脳血管疾患等にて随意的にコントロールできないような異常歩行(...
リハビリ専門

腰の痛みに対するDirectionアプローチ②

腰の痛みに対してDirectionアプローチで捉えたとき、二つ目の観察するべき方向は回旋になります。 骨盤の回旋を生み出すために必要な機能は腸骨の前後傾であり、これは一つ目の骨盤の前後傾とかわりがありません。このときの骨盤の動きは矢...
リハビリ専門

膝の痛みに対するDirectionアプローチ②

膝関節の痛みに対してDirectionアプローチで捉えたとき、考えるべき方向の二つ目は、回旋の方向になります。 膝関節へ荷重がかかることで痛みがでる場合、観察するべきポイントがこの回旋の動きになります。 痛みのある方の回旋方向...
リハビリ専門

肩の痛みに対する運動

肩関節の痛みに対するDirectionアプローチでお話した、肩関節の痛みを改善するための複合的な運動についてここでは紹介します。(肩関節の痛みに対するDirectionアプローチ①) 肩関節の挙上・伸展運動 手を組んで額にの...
リハビリ専門

肩関節の痛みに対するDirectionアプローチ①

肩関節の痛み、肩関節周囲炎に対して、Directionアプローチで捉えたとき、大切なのは、痛みのでる肢位には特徴があるということです。 その痛みの肢位というのは、パソコンを使用する際にマウスを扱うような肢位です。つまり、肩関節を軽度...
リハビリ一般

ぶら下がり健康器と竹踏み

昭和の方なら誰でも一度は目にしたことがあるかと思いますが、昔から健康器具として知られているこの2つ。なぜ健康器具として知られているのかは知りませんが、実は今でもかなり重要なものだと私は考えています。 ぶら下がり健康器には、腰痛の原因...
タイトルとURLをコピーしました